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忘れ物が多い小学生・子供の対策、防止方法。親のサポートが忘れ物を減らす【発達障害】。

子どもの忘れ物を防ぐ方法

こんにちは。小3の子どもが忘れ物が多くて心配しています。授業で使う教科書やノートなどの忘れ物もよくします。忘れ物をなくす良い方法はありませんか?

お母さん(小3男子)

ちひろ先生

こんにちは。お子さん、よく忘れ物をしてしまうんですね。教科書やノートを忘れてしまうと授業にも集中できません。お母さんは、ご家庭で何かお子さんのサポートをしてあげていますか?
たまに忘れ物のことで学校の先生からも連絡があります。サポートですか?そうですね、朝出かける前に「忘れ物はない?ちゃんと確認した?」とかは言ってますけど・・・。

お母さん(小3男子)

ちひろ先生

分かりました。誰でも忘れ物はありますから、あまり気にしないでほしいです。でも、このままでは良くないので、これから忘れ物を減らすおすすめの方法をご案内しますね。

小3男子お母さんのお悩み「子供の忘れ物が多いことを改善したい」

小3男子お母さんのお悩み
子どもがよく忘れ物をする。

  • 授業で使う教科書やノートも忘れてしまう
  • 学校の先生から忘れ物が多いと連絡がある

子どもは誰でも忘れ物はしますので、あまり気にしないでほしいです。大人になっても忘れ物ってありますよね。でも、忘れ物が頻繁にあるようでは少し心配です。

授業で使う教科書や道具などを忘れてしまうと、先生に注意されてしまい授業にも集中できません。学習や成績にも影響してしまいます。

忘れ物が多い子どもは、忘れ物がないかチェックしたり、前の日までに準備する習慣がついていないことがよくみられます。

当日、学校に行く前に慌てて準備している子どももいます。

忘れ物をしないように毎日しっかりと確認する習慣がつくと、学習にも良い効果が出てきます。

例えば、問題を解いた後に確認する力がつき、うっかりミスを減らすことにも繋がります。

ただ、忘れ物が多い子どもは、忘れ物を少なくする方法が分かっていないこともあります。

そのため、まだ小学校低学年のような小さなうちは、持ち物を自分で準備・確認して忘れ物が少なくなるまでは親御さんのサポートが必要です。

お子さんの様子を見ながら、少しずつ忘れ物が少なくなってきたら段階的にサポートを減らしていく方法をとることが忘れ物を防止する近道ですね。

それでは、忘れ物を減らす・防ぐおすすめの方法をこれから一緒に確認していきましょう。

子供の忘れ物を減らす・防ぐ効果的なサポート方法

子どもが帰ったら、持ち帰ったものを見せるように親御さんから声掛けする

忘れ物が多い子どもの親御さんには、子どもが帰宅したらすぐにやっていただきたいことがあります。

子どもが帰ってきたら「お母さんに(お父さんに)何か見せるものはない?」とか「持って帰ってきたものをみせてね。」などの声掛けをして下さい。

親御さんがお子さんと一緒に、持ち帰ったものや予定表、先生からのお知らせなどを確認して、「明日はこんな授業があるね。」とか「〇〇行事があるから〇〇を持っていかないとね。」などと話しかけて下さい。

ここで大切なことは、親御さんが明日持っていくもの(今日中に準備するもの)を事前に把握しておくことです。

「持ち物チェックシート」を作り、忘れ物がないか確認する

子どもの忘れ物を防ぐためには、簡単な「持ち物チェックシート」を作ると効果があります。

例えば、翌日の時間割(教科)、筆箱、したじき、連絡帳、お箸(スプーン)、ハンカチ、ティッシュ、行事やスポットで発生する持ち物などの項目をお子さんに分かりやすく作ってチェックする習慣をつけることです。

【持ち物チェックシート(例)】

時間割(教科書・ノート、道具) 筆箱 したじき 連絡帳 おはし(スプーン・コップ) ハンカチ ティッシュ 行事やスポット(その他持ち物)

お子さんが1人でチェックシートに記入しながら準備できるまでは、親御さんも一緒にお手本を見せながら手伝ってあげましょう。

持ち物の準備は、必ず前日の夜に用意する習慣をつける

持ち物の準備は、必ず前の晩に用意する習慣をつけさせることが大切です。

早く準備してしまうと、その後宿題などをやる場合はまた忘れ物をしてしまう可能性があるからです。

当日の朝準備すると学校に間に合わなくなってしまう可能性もあり、バタバタして忘れ物を防ぐことはできません。

夜になったら親御さんから声掛けして、お子さんと一緒に持ち物の確認・準備を行って下さい。

徐々に忘れ物が減ってきたら、また、お子さんが自分1人でできることが増えてきたら、親御さんは段階的にサポートを減らしていくと、持ち物を準備する習慣が上手につき忘れ物がなくなってきます。

いきなり、サポートをやめてしまうのではなく、「段階的に減らしていく」ことがポイントですね。

持ち物の数や種類はできるだけ少なめに

持ち物の数や種類を増やしすぎると、子どもは迷ってしまったり、混乱してしまうことがあります。

例えば、筆箱の中に入れるものは最小限にすることです。鉛筆は5本、赤ペン、消しゴム、定規1本などと分かりやすく決めてしまうことも一つの方法です。

筆箱の中にいくつも、いろんな種類の筆記用具を入れてしまうと、筆箱の準備だけでも時間がかかってしまいます。

また、かえって必要な持ち物を忘れてしまうことにも繋がります。

持ち物はできるだけシンプルに、少なめにを心掛けましょう。

持ち物はできるだけ移動させない

家で学習するもの(使うもの)、洗濯が必要なものなどは学校から持ち帰らなければいけませんが、学校だけで使うもの(家ではほとんど使わないもの)は持ち帰る必要はありません。

いろいろ持ち帰ってしまうと、準備する持ち物が増えてしまい、また忘れ物に繋がってしまいます。

図工で使う絵の道具や音楽で使う縦笛などは、必要な時以外は持ち帰らないようにしましょう。

忘れ物が少なくなったらたくさん褒める

お子さんの忘れ物が少なくなったら(持ち物を1人で準備できるようになってきたら)、たくさん褒めてあげて下さい。

子どもは褒められると喜んでまた頑張ろうとします。

もし、持ち物の準備が上手くできず忘れ物をしてしまっても叱ったり、怒ったりするのは逆効果です。叱っても忘れ物は直りません。

それよりも、忘れ物の原因を一緒に考えて、サポートしてあげることが大切です。

子供の忘れ物を減らす・なくす効果的なサポート方法まとめ

子どもの忘れ物を減らす、なくす効果的なサポート方法(まとめ)
  1. 子どもが帰宅したら、持ち帰ったものを見せるように親御さんが声掛けする。
  2. 「持ち物チェックシート」を作成し、忘れ物がないか一つ一つ確認する。
  3. 持ち物の準備は必ず前日の夜に行う習慣をつける。
  4. 持ち物の数や種類はできるだけ少なめにする。
  5. 持ち物はできるだけ移動させない。
  6. 忘れ物が少なくなったらたくさん褒める。

親御さんがサポートしてあげても忘れ物が減らなかったら【ADHD】?

ちひろ先生

これまでご紹介した方法で徹底して繰り返しサポートしたのに、それでもお子さんの忘れ物が減らなかった場合、もしかしたらADHDなどの可能性(傾向が強いこと)も考えられますね。
ADHD(注意欠陥多動性障害、注意欠如多動症)とは?
ADHDとは、発達障害の中の一つの種類のことで、「不注意」、「多動性」、「衝動性」の3つの特徴があります。これらの特徴は自分自身でうまくコントロールできず、そのことで周囲に理解されないことがあります。

今回ご説明した「子どもの忘れ物を減らす・なくすための効果的なサポート方法」を実践しても、それでも忘れ物が減らなかった場合は発達障害(ADHDなど)の可能性があることも考えられます。

ご不安やお悩みを抱えていらっしゃるなら、お住まいの都道府県・指定都市の発達障害者支援センターや専門の医療機関などに相談することができます。

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