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公立と私立の通信制高校の違い比較。公立は学費が安い、私立は丁寧なサポートと専門分野の勉強。

公立と私立通信制高校の違いを比較

管理人 さとし

今回のテーマは、公立通信制高校と私立通信制高校の違いについてです。同じ通信制高校でも、その中身は大きな差があります。

私立通信制高校が向いている生徒

同じ通信制高校でも、公立と私立では中身に大きな差があります。

公立は学費が圧倒的に安いというメリットがありますが、学費が安いため私立に比べると劣る部分が多いことは仕方のないことです。

ただ単に割り切って、高校卒業資格を取得するためだけに通うという考え方もあります。でも、サポートは最低限のため卒業率は私立よりも低く、途中で挫折してしまう生徒もみられます

あなた自身や親御さんからみてお子さんが次の項目の一つでも当てはまるなら、私立通信制高校を選択すべきです。

  • 将来の夢や目標を実現したい。
  • 目標の大学に進学したい。
  • 通常の教科以外に専門的な勉強がしたい。
  • 部活動やクラブ活動にも積極的に参加したい。
  • 行事やイベントに参加して友達も作りたい。
  • スマホやタブレットを使った環境で学習面や生活面で便利な生活を送りたい。
  • 卒業まで丁寧にサポートしてほしい。
  • 思い出に残る高校生活を送りたい。
  • スクーリングをできるだけ減らして、自宅学習中心で卒業したい。
  • 趣味の時間を作りたい。
  • アルバイトを経験してみたい。
  • 過去に不登校を経験していて学習面、生活面に不安がある。
  • 発達障害がある。

公立通信制高校と私立通信制高校の違い比較表

管理人 さとし

公立と私立の違いについて、わかりやすく表にまとめました。一つ一つ項目ごとに確認、比較しながらどちらの学校が向いているか検討してみて下さい。
公立通信制高校 私立通信制高校
学費(初年度平均) 安い(※初年度2~4万円程度) 普通~やや高め(※初年度30万円前後~)
学習スタイル 自宅・学校 自宅・学校・ネット学習
登校日数(スクーリング) 併設校は週1日程度、独立校は週数回程度 週1~5日または年間4日~20日程度
サポート体制(学習面) 必要最小限 徹底している、充実している
サポート体制(生活面・メンタル面) ほぼなし 面倒見が良い
卒業率 低い 高い
専門分野の学習・専門コースの設置 なし 豊富に設置されている
大学進学コースの設置 なし あり
進学率 低い 高い
職業体験 ほぼなし 豊富
環境・設備(スマホ、タブレット学習の有無など) 悪い 良い
行事・イベント 少ない 多い(参加、不参加は自由)

※学費の計算は、公立、私立ともに25単位履修した場合に、公立は1単位700円、私立は1単位8,000円で計算しています。それぞれの差額は入学金等です。

通信制高校の授業料は、高等学校等就学支援金制度の対象となります。

通信制高校の就学支援金の目安(基準額)
基準額は1単位あたり公立通信制高校は336円、私立通信制高校は4,812円のため、25単位履修した場合は公立は8,400円、私立は120,300円支給されます(世帯収入が910万円以上の場合は支給対象外です)。
参考 高等学校就学支援金制度文部科学省

比較表を見ていただくとお分かりのように、学費が安くお得なのは公立高校、それ以外の項目は私立高校の方が充実しています。

通信制高校をお考えなら、是非、私立高校をご検討下さい。

公立通信制高校について

管理人 さとし

公立の通信制高校は全国で78校あります(2019年12月時点)。

原則、生徒が住んでいる都道府県の通信制高校に入学することになります。

各地域内に1校は24道府(大阪府)県、各地域内に2校は19府(京都府)県、青森県・東京都・和歌山県は地域内に3校、群馬県には4校あります。一般的に公立通信制高校は、地域内に1~2校ある場合が多いです。

地域内に1~2校しかない場合、生徒は通うのが大変です。通学の問題を解決するために、本校以外に協力校を設置している公立通信制高校もあります。

通信制高校に通う場合に、特に注意が必要なのが「自己管理をしっかり行う」ということです。

特に公立高校では必要最低限のサポートしかないため、自己管理ができていないと履修登録から期限内のレポート提出、テストを受けることを確実に行うことができなくなります。

そうなると高校卒業資格を取得することができなくなります。

先ほどの比較表からも、公立通信制高校は学費が安い以外にあまりメリットがないのが現実です。

私立通信制高校について

管理人 さとし

私立通信制高校は、全国で約180校開設されています(2019年12月時点)。

私立通信制高校は、基本的に生徒一人一人の個性を大切にするという方針のもと、サポート体制が充実している学校が多いです。

このサポート体制は、学習面だけでなく、生活面やメンタル面のサポートも個々に行ってくれます。

学習面では、不登校の経験のある生徒でも十分こなせるように、基礎から学び直せる学校がたくさんあります。

勉強の仕方がわからない生徒には、教師や担当者がマンツーマンで丁寧にサポートしてくれます。

私立通信制高校の卒業生の声でよくみられるのが、「先生との距離が近く、卒業まで親切にサポートしてくれてありがたかった。」という言葉です。

また、スクーリングにおいても、週1日から週5日のコースを選択したり、自宅学習中心のコースを選択すると年間4日程度の登校で済む学校もあります

自己管理に自信がない、全日制高校と同じように登校したい生徒は登校日を多めに、コミュニケーションが苦手、自宅学習中心で卒業したい生徒はなるべく少ないコースを選択することができます。

スクーリングにおいて柔軟性が高いですね。

環境面も公立と比べて差があります。例えばネット学習です。スマホやタブレットを活用して授業を受けたり、日常の生活管理ができます。

レポートもネットから提出できてしまう学校もあります。ネット学習ができる学校なら、好きな時に好きな場所で気軽に勉強することもできます。

とても便利ですよね。

また、通信制高校の一番の特色は、通常の教科の勉強だけでなく将来なりたい職業の専門分野を学習できることです

専門コースは、例えばスポーツや音楽、アニメ、イラスト、マンガ、声優、ヘアメイク、エステ、ネイル、保育、福祉、調理、ペット、プログラミングなど様々で、この中から好きな分野を学習できます。

大学進学を希望する場合は、大学進学コースを選ぶことができます。実際、私立通信制高校から国公立大学や全国の有名な私立大学に進学する生徒もたくさんいます。

確実に高校卒業資格を取得することはもちろんですが、努力すれば将来の夢を叶えられるのが私立通信制高校の良さですね。

私立通信制高校の入学を検討する場合は、希望の学校の案内を取り寄せることが最初の一歩です。

当サイトでもご案内していますが、一括資料請求サイトを利用すると無料で一度に何校も請求できるので便利です。

学校案内で具体的に確認したら、次に学校説明会や個別相談会、合同説明会などに参加して、学校や教師などの雰囲気を確認したり、疑問点や不明点を解決したりします。

良い学校がたくさんあるので、じっくりと慎重に検討していただきピッタリの学校を見つけて欲しいです。

まとめ

管理人 さとし

公立通信制高校と私立通信制高校の違いをお分かりいただけたと思います。

通信制高校を選ぶケースとして多いのが、中学生が次の進路として選ぶケース、現在通っている高校が合わなくて転校したいケース、高校を中退してしまったため新たな学校として選ぶケースです。

どんな境遇の生徒にも合うのが通信制高校です。

通信制高校は将来の可能性を広げる高校です。

是非、進路を考える時に通信制高校も選択肢の一つとして入れていただきたいです。

通信制高校について詳しく知りたい方はこちら👇をどうぞ。

通信制高校について通信制高校とは?大学に進学できる?学校の選び方や特徴、学費、全日制高校との違いを解説。

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